使い捨ての外科手術用ドリルバーを再使用 兵庫医大病院で135件

 兵庫医科大病院(兵庫県西宮市)は29日、厚生労働省の通知で再使用が禁止されている外科手術用の医療機器「ドリルバー」を手術計135件で再使用していたと発表した。今月1日に近畿厚生局と同市保健所の立ち入り検査で発覚し、指導を受けた。

 病院によると、再使用していたのは、骨に穴を開ける際に使用する4種類のドリルバー。メーカーが使い捨てと定めているが、昨年12月12日〜先月31日、整形外科や脳神経外科の手術で患者130人に再使用した。健康被害は確認されておらず、患者におわびの文書を送った。

 昨年11月に医療機器の洗浄担当の職員が洗浄剤を見直すテストを行う過程でドリルバーの再使用を発案。テストで安全性を確認し、適切な洗浄や滅菌をすれば再使用が可能と判断したという。

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