NPOなどに寄付する「遺贈」のススメ 節税しながら社会貢献

 日本ファンドレイジング協会が発行する「寄付白書2015」によると、遺贈を含めた日本人個人の寄付総額は7409億円(26年)と推計されている。前回調査の24年と比べると6・9%増えているが、名目GDP比は0・2%に過ぎず、英国の0・6%や米国の1・5%と比較して、日本の寄付文化はまだまだ発展途上といえそうだ。

 ファンドレイジング・ラボ代表、徳永洋子さんは「遺贈とは『将来社会がこうなったらいいな』という思いをお金に託すこと。いわば自分が生きた証しをのこすということでもあるのです」と話している。(立教大学研究員 星野哲=「終活読本 ソナエ」夏号から)