民進党代表選・共同会見詳報(下)

枝野氏「(若狭氏目指す国政新党は)自民の補完勢力」前原氏「政策・理念が不明。与党か野党かも」

 前原氏「まず、イージス艦から発射されるSM3、スタンダード・ミサイル・スリーについて申し上げれば、北朝鮮からグアムへ発射されるものについては日本にそれを撃ち落とす能力は現時点ではない。従って、今それを議論することは現実的ではない。

 加えて、北朝鮮のミサイル・核開発に対してどう対応していくのか。これは日米の同盟関係の抑止力に頼ると同時に、国際社会の中での国連決議、そして制裁をしっかりと働かせることで北朝鮮に譲歩を引き出すという『対話と圧力』路線は、政権が異なろうが、われわれが政権を奪っても方向性としては変わらないもので、しっかりと対応しなければいけないことだ」

 --アベノミクスの成長戦略に代わる構想があればうかがいたい。前原氏はカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の整備を進める議員連盟の会長も務めているが、民進党代表になればIRも経済成長の観点から見直すのか

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