枝野氏「政権の選択肢となるためには、いっときの風に流され、ポピュリズムに走る、こうした政党では不可能だ。地域に根ざし、それぞれの暮らしに寄り添う。そうした草の根の力。それに支えられた政党でなければ政権の担い手たり得ない。
民主党政権が十分な成果を上げられなかった原因の一つに、10年以上かけて地域組織を頑張って作ってきたが、まだまだ不十分だったことがある。この数年、残念ながら特に国会議員の間で、目先の風に右往左往していないか、振り回されていないか。その反省から民進党の再生は始まる。
地域で歯を食いしばって、厳しい中でも旗を掲げて頑張ってくれている仲間がいる。そうした人にしっかりと顔を向けられるよう、地に足つけて、風に流されることなく党を再生していけば、必ず国民の理解を得られると確信している。そのために、草の根からのボトムアップ型の新しいリーダーシップを発揮して、この党をまとめていきたい」