準絶滅危惧種「カヤキリ」、埼玉県自然学習センターで展示

準絶滅危惧種「カヤキリ」、埼玉県自然学習センターで展示
準絶滅危惧種「カヤキリ」、埼玉県自然学習センターで展示
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 県自然学習センター(北本市)は、珍しいキリギリスの仲間のカヤキリを北本自然観察公園内で発見したと発表した。

 カヤキリはススキなど大型のイネ科植物が群落する草地に生息。頭から羽先までの体長が約7センチで、よく似たクビキリギスの約2倍の大きさ。県レッドデータブック2008年版では準絶滅危惧種に指定されており、「最近の確実な生息情報はなく、近年熊谷市に分布を確認」と紹介されている。

 同センターによると、13日午後3時ごろ、スタッフの田留健介さんが園内でイネ科のオギの葉の上にいるカヤキリを発見し、捕獲した。周囲を探したが、他にはいなかった。このカヤキリは雌で体長7.7センチ。同センター受付付近で、餌になるススキの葉を入れた水槽で飼育展示をしている。

 田留さんは「カヤキリは移動能力が乏しく、イネ科群落の開発や外来植物の侵入など環境の変化に敏感で減少した。体が大きく、背中にある2本の白い筋が特徴。見つけたら連絡してほしい」と話している。

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