「鳥取ブルーシードプロジェクト」始動 震災の象徴バッグに変身 - 産経ニュース

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「鳥取ブルーシードプロジェクト」始動 震災の象徴バッグに変身

 鳥取県中部地震の復旧に使われたブルーシートをバッグに加工し、その売り上げの一部を復興支援に充てようという「鳥取ブルーシードプロジェクト」が今月、県内で動き出す。被災住宅の屋根に張られ震災の象徴ともいえるブルーシートのイメージを転換、復興を後押しする。

 プロジェクトを実施する主体はウッドプラスチックテクノロジー(本社・同県倉吉市)。同社はブルーシートのリサイクルで建築現場用敷板を商品化している。県中部地震の復興が長期におよぶ中、ブルーシートを復興のシード(種)に変え、関心が薄れるのを防ごうと企画した。

 被災地で使用済みのブルーシートを建設会社などから収集。昨年4月の熊本地震の際、ブルーシードプロジェクトを発案・実施した熊本県の団体「Bridge KUMAMOTO(ブリッジ・クマモト)」に送り、大分県の縫製工場でトートバッグに加工する。

 バッグは鳥取県内の小売店などで1個3900円で販売。企業の商品の売り上げの一部をNPOなどに寄付している、とっとり県民活動活性化センターの「お買い物チャリティー」の仕組みを使い、県中部地震、熊本地震の復興活動などへ、売り上げの4割を寄付する計画だ。

 プロジェクトを知ってもらおうと、8月22日午前10時から、倉吉市の上灘公民館で、熊本県に送るブルーシートを切断・洗浄するワークショップを開催。参加者を募集している。この日からバッグの予約受け付けを始め、バッグの完成は9月以降になる予定。同社では500個の販売を目標にしている。

 プロジェクトなどの問い合わせは同社(電)0858・24・6650。