茨城夏の乱 8.27知事選

東海村長、橋本氏に苦言 原発再稼働反対「応援できない」

 東海村の山田修村長は14日、県庁で記者会見し、知事選(27日投開票)に立候補した現職の橋本昌氏が日本原子力発電東海第2原発(同村)の再稼働を無条件で認めない方針に転換したことを受け、「今までのようには応援できない」と述べた。橋本氏に苦言を呈した形だが、県町村会の一員としての橋本氏への推薦の取り下げや、他候補の支援に回る可能性は否定した。

 東海第2原発の再稼働をめぐっては、橋本氏は7月の公約発表で「安全性と避難計画の実効性が認められない限り認めない」としていたが、知事選が告示された10日に無条件で認めないとする意向を表明した。

 山田氏は「現職の橋本氏は(広域避難計画策定の)責任者で、自らの職責を放棄するような発言だ。見過ごすことはできない」と批判。再稼働について「現時点で判断できる状況にない」とする自らの考えを改めて強調した。山田氏は同村長選(22日告示、27日投開票)に立候補を表明しており、橋本氏と同じく無条件で再稼働反対の立場とみなされるのは「不本意だ」と述べた。

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