茨城知事選 海老原由紀が歩く

子育て世代の支援は/魅力度最低、どうする

 知事選の戦いの火蓋が切られた10日、3人の候補者が曇天の下で県内を駆け巡った。有権者は、舌戦を繰り広げる候補者に何を求めようとしているのか。街頭で声を集めた。

 わが子を抱え、演説に耳を傾ける水戸市の女性会社員(27)は「自分も(育休が明けて)仕事に復帰するのが不安。水戸は保育園に入りづらいと聞いたので…」との思いを口にした。最も知りたいのは「働く子育て世代への支援はどうなるのか」。女性は「スピード感がある方がいい」と語った。

 買い物帰りの途中、候補者の演説に足を止めた水戸市の無職女性(78)は、福祉に関する話を聞いてみたかったという。「年齢が重なってくるから、福祉を充実してもらいたい。一番困っている人に援助してあげてほしい」と要望する。

 水戸市の会社役員の女性(90)は「話を聞いてみたい」と興味津々。「全国で魅力度が最低の県だというけど」といい、どのように茨城を変えていくのか気になっているようだった。

 水戸市の無職男性(64)は原発問題について聞きたいと話した。「原発はいらない」と言い切り、「水戸の街がシャッター通りになっている。やることはいっぱいあるはず」と注文を付けた。

                   ◇

 茨城で生まれ育ち、仕事をしてきた記者が、有権者は知事選の街頭演説で何を感じ、何に興味を抱いているのか。街頭で声を集め、随時紹介します。

会員限定記事会員サービス詳細