閉会中審査

香川選出の民進党・玉木雄一郎氏「四国にもPAC3を」

衆院安全保障委員会の閉会中審査で質問する民進党の玉木雄一郎幹事長代理=10日午前、国会・衆院第16委員室(斎藤良雄撮影)
衆院安全保障委員会の閉会中審査で質問する民進党の玉木雄一郎幹事長代理=10日午前、国会・衆院第16委員室(斎藤良雄撮影)

 「私も住む四国には配備されておりません」-。民進党の玉木雄一郎幹事長代理(衆院香川2区)は10日の衆院安全保障委員会で、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の四国への配備を繰り返し要求した。

 玉木氏は、米領グアムの「包囲射撃」計画を表明した北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍司令官が、ミサイルの島根、広島、高知3県上空通過を予告したことに触れ「四国、中国はPAC3の空白地帯だ。早急な対応を打つべきだ」と強調した。

 小野寺五典防衛相は「さまざまな情報収集をする中で総合的に対応する」と説明したが、玉木氏は「積極的に見直しを」と食い下がった。小野寺氏は「数に限りがある」と重ねて訴え、応酬は平行線をたどった。

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