【希代のスプリンター 末続慎吾の告白(4)】「君は速くなる」カール・ルイス育てた名伯楽の言葉に涙 米国でのひたむきなトレーニング(1/3ページ) - 産経ニュース

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希代のスプリンター 末続慎吾の告白(4)

「君は速くなる」カール・ルイス育てた名伯楽の言葉に涙 米国でのひたむきなトレーニング

【希代のスプリンター 末続慎吾の告白(4)】「君は速くなる」カール・ルイス育てた名伯楽の言葉に涙 米国でのひたむきなトレーニング
【希代のスプリンター 末続慎吾の告白(4)】「君は速くなる」カール・ルイス育てた名伯楽の言葉に涙 米国でのひたむきなトレーニング
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 2003年パリ世界選手権男子200メートル銅メダリスト、末続慎吾(37)=SEISA=がこのほど、産経新聞社のインタビューに応じた。08年北京五輪以降、第一線から遠ざかっていた「空白の9年」について打ち明ける。(聞き手 細井伸彦)

熊本地震の被災者となる

 〈昨年4月に発生した熊本地震。当時、自宅で就寝中だった末続も被災者の一人となった〉

 「寝ていたときに強い揺れが来て、家の中はぐちゃぐちゃになった。復興に向けたボランティア活動が盛り上がっていく中、僕もやっぱり熊本に住んでいた以上、そういう使命感に駆られたのは確か。でも、自分の陸上競技に地震が大きく影響するのはちょっと違うと思った。僕にできることは走ること。競技者として走る姿を熊本の人たちに見てもらい、何かを感じてもらえたらと思い、練習を再開していった」

 〈今春、末続にとって貴重な出会いがあった。五輪、世界選手権で計17個の金メダルを獲得したスーパースター、カール・ルイス(米国)の指導者として名高いトム・テレツ氏。末続が世界選手権でメダルを獲得して以来、同氏は日本人スプリンターにラブコールを送り続けていたという〉

 「昨年2月、オーストラリアのメルボルンで合宿をしたとき、テレツの指導を受けている選手に会ったのがきっかけ。『テレツはずっと君と仕事がしたいと言っている。僕もその必要性を感じる』と彼が熱意を持って誘ってくれた」