コワモテ俳優意外な素顔(2)

俳優、遠藤憲一さん 20代はゆすりたかり犯人役ばかり

 --脚本を書かれたこともあるとか

 遠藤 脚本を書いて演技の勉強をしようと思ったんです。自分がやりたいドラマを書きたいと思ったこともあって。それと、嫌なことがあると途中でやめてしまうやめ癖も直そうと決意しました。毎日1行でも書くと決めて、5年くらい書き続けました。

 --気合を感じます。その後、実際に脚本が形になったことはあるのですか

 遠藤 はい。水谷豊さん主演の「刑事貴族2」(平成3年放送)の数話、書かせていただきました。でも最後の1話は大変でした。プロデューサーたちと「こうした方がいい」「ああした方がいい」と言ってるうちに大幅に変えることになり、会議が終わったのが夕方。でも翌日の昼までに仕上げないといけない。プロデューサーと2人で会議室にこもりました。そして書いては渡し、書いては渡し。なんとか間に合いました。

 ■えんどう・けんいち 昭和36年生まれ。東京都出身。58年に「壬生の恋歌」でドラマデビュー。Vシネマで多くの悪役を演じる一方、個性派俳優として幅広い作品に出演。ドラマ「湯けむりスナイパー」「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズ、「民王」、「真田丸」、映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」など。