都議会、議会改革は公開で議論へ

 東京都議会の各会派代表が今後の議会運営を話し合う代表者会が7日、開かれ、議会改革検討委員会を設置する方向でおおむね合意した。

 小池百合子知事が特別顧問を務める最大会派の「都民ファーストの会」の提案。都議会改革については前期、非公開の「都議会のあり方検討会」で議論されていたが、新たな委員会は、公開される見込み。8日の臨時議会で設置が正式に決まる。

 議会改革をめぐっては、7月の都議選で「都民」が議員公用車の廃止、政務活動費による飲食の禁止などを盛り込んだ議会改革条例制定を公約に掲げた。公明党や共産党も公用車廃止などに同調するとみられる。

 前期のあり方検討会では、最大会派だった自民党と公明党が、議員報酬削減案の取り扱いをめぐって衝突。長年、都議会で続いてきた自公の連立関係が瓦解した経緯がある。

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