バスケット通信

「SLAM DUNK」の再現!! 日本代表・馬場雄大、BリーグA東京入りを決めた恩師の言葉

筑波大の馬場はアメリカではなくBリーグのA東京入りを決めた(高橋茂夫撮影)
筑波大の馬場はアメリカではなくBリーグのA東京入りを決めた(高橋茂夫撮影)

 バスケットボール男子日本代表で筑波大4年の馬場雄大(21)が、Bリーグ1部(B1)のA東京入団を決めた。195センチ、90キロのホープは大学卒業を待たず、8月8日開幕のアジア・カップ(レバノン)終了後にA東京に合流し、創設2季目のBリーグを戦う。海外志向の強い馬場の国内リーグ参戦を後押ししたのは、6月まで代表監督代行を務め、A東京監督に転じたセルビア出身のルカ・パビチェビッチ氏(49)。2人の間には、あの人気バスケット漫画のワンシーンを想起させるやり取りがあった。

 7月26日、東京都内で開かれたA東京の新体制発表会。パビチェビッチ監督らと登壇した馬場は「A東京を選んだ理由は、ルカ(パビチェビッチ)監督の下、高いレベルでバスケットができると思ったのと、整った施設で自分が最も成長できる場所だと感じたからです。これから頑張ります」と決意を語った。

 高い身体能力に豊富な運動量も備える馬場は、大学2年から日本代表候補に選ばれた逸材。代表デビュー戦となった今年2月のイランとの強化試合では豪快なダンクシュートを連発し、6月の東アジア選手権にも主力として出場。元アルゼンチン代表監督のフリオ・ラマス氏(53)が指揮を執るアジア・カップ代表にも最年少メンバーとして選ばれ、2020年東京五輪での活躍も期待されている。

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