大阪・住吉市民病院問題 新病院誘致で公募条件緩和へ、9月初めに選定…過去に2度頓挫「百点満点求めると0点になる可能性も」 - 産経ニュース

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大阪・住吉市民病院問題 新病院誘致で公募条件緩和へ、9月初めに選定…過去に2度頓挫「百点満点求めると0点になる可能性も」

 平成30年3月末で閉鎖される大阪市立住吉市民病院(住之江区)跡地への民間病院誘致をめぐり、吉村洋文市長は3日、今月中旬に実施する公募条件を前回よりも緩和する方針を明らかにした。9月初旬に医療法人を決定し、10月の府医療審議会に病床再編計画の修正を諮問する方針。定例会見で質問に答えた。

 市は25年以降、議会の付帯決議に従い小児科と産科を担う条件で公募を行ったが2回とも頓挫。個別交渉で臨んだ医療法人は今年5月に撤退した。その後、府医師会が正常分娩(ぶんべん)と小児外来のみ提供する条件で別の医療法人を松井一郎知事に推薦した経緯がある。

 吉村市長は会見で「百点満点を追い求めると0点になる可能性もある。付帯決議の趣旨に近い病院に来てもらいたい」と述べ、大幅に条件緩和をする考えを示した。ただ、公募期間は2週間しかなく、事前に準備している医療法人しか応募できないとみられる。吉村市長は「期間について短い、長いを言い出すときりがない」と述べた。