政界徒然草

地方から近づく「安倍政権」崩壊の足音 仙台市長選敗北はアリの一穴か?! 

【政界徒然草】地方から近づく「安倍政権」崩壊の足音 仙台市長選敗北はアリの一穴か?! 
【政界徒然草】地方から近づく「安倍政権」崩壊の足音 仙台市長選敗北はアリの一穴か?! 
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 7月30日に投開票された横浜市長選は自民、公明両党が推薦した現職候補が民進党(旧民主党)出身の新人2候補を破った。政権浮揚を図るため安倍晋三首相(62)が3日に断行する内閣改造を前に東京都議選、仙台市長選と続いた地方選の連敗を食い止めたが、安倍政権を取り巻く状況は依然厳しい。特に仙台市長選は国政と同じ与野党対決の構図で「民共共闘」相手に敗北。国政の混乱が影響し、「安倍政権離れ」が進んでいることを印象づけた。地方から政権崩壊の足音が近づいているのか。

 7月23日、仙台市中心部に構えた与党系候補、菅原裕典氏(57)の後援会事務所。午後10時過ぎに民進、共産両党などが支援した民進党前衆院議員の郡(こおり)和子氏(60)の当確が伝わると、集まった約100人の支持者は言葉を失ったように静まりかえった。

 菅原氏は敗因について記者団に対し「基本的には私の知名度不足。新人候補者で名前が伝わっていなかった」と述べた。立候補した4人のうち菅原氏をのぞく3人は元衆院議員で、出馬経験のない菅原氏が知名度で劣っていたことは否めず、厳しい戦いになることはある程度予想されていた。しかし苦戦にさらに追い打ちをかけたのが国政の混乱だった。