「捨身の行」7メートルダイブ 滋賀・近江八幡で「伊崎のさお飛び」 - 産経ニュース

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「捨身の行」7メートルダイブ 滋賀・近江八幡で「伊崎のさお飛び」

 琵琶湖上に突き出したさおの先から、修行僧が7メートル下の琵琶湖に飛び込む伝統行事「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺でおこなわれた。

 さお飛びは天台宗の修験道場とされる同寺で、千年以上続いてきたとされる修行。寺によると「捨身の行」と呼ばれ、人々の願いのためにわが身を捨てて飛び込んで生まれ変わる「再生」の意味合いもあるという。

 この日は、比叡山を100日間歩いて回る「百日回峰行」を終えた28〜44歳の僧侶12人が挑戦。白い浄衣を着た僧侶らは、長さ13メートル、幅26センチのさおをバランスを取りながら先端まで歩き、手を合わせたあと、一息に飛びこんだ。

 岩場にある堂内や湖上の船から観客約200人が見守り、飛び込んで大きなしぶきがあがると拍手を送っていた。

 11回目の挑戦となった転法輪寺(鳥取県)の羽馬康俊さん(44)は「いつも新鮮で緊張感がある。全国で水害が多いので、さお飛びで水の力を感じさせていただき、みなさんにご加護があれば」と話していた。