「一線越えてない」釈明の今井絵理子氏、アウトか 専門家は一晩共に→性行為「不貞」とみなされる可能性指摘

 女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーで自民党の今井絵理子参院議員(33)が、妻子のいる橋本健神戸市議(37)とホテルに同宿したことなどを週刊新潮に報じられた問題で、今井氏は27日、橋本氏から交際を申し込まれていたと認めたうえで、「一線を越えていない」「略奪不倫ではない」と釈明した。今後、仮に裁判になった場合、橋本氏の妻は慰謝料を取れるのか。専門家に聞いた。(夕刊フジ)

 今井氏が発表したコメントによると、橋本氏は「結婚生活は破綻していて、別居している。近く離婚調停になる」といい、最近になって交際の申し込みがあったという。今井氏も「好意を持っていたのは事実」としたが、「相手はまだ妻帯者なので一線を越えてはいけないと思い、『きちんとけじめをつけてから考えましょう』と申し上げました。そして、今日までこの約束を守ってもらっています」と説明した。

 「『略奪不倫』ではありません。断じてない」とした今井氏だが、新幹線の車内で手をつないだり、マンションやホテルで一夜を明かす行為は一線を越えたことには当たらないのだろうか。

 離婚問題に詳しい弁護士の高橋裕樹氏は「民法上、離婚を提起できる理由の1つが『配偶者に不貞な行為があったとき』だ。これは性交渉を指す。配偶者以外の誰かとキスをしたり、添い寝をすることは不貞行為ではないが、『婚姻を継続しがたい重大な事由』に当たり、慰謝料請求の対象となりえる」と話す。

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