浪速風

猛暑は人災 これこそ政治で対策を

猛烈な暑さに見舞われた大阪市内。陽炎が現れた=7月13日、阿倍野区(柿平博文撮影)
猛烈な暑さに見舞われた大阪市内。陽炎が現れた=7月13日、阿倍野区(柿平博文撮影)

国会議員の夏休みは視察と称した海外旅行が多いそうだが、今年は出かけにくいのではないか。8月3日に予定される内閣改造で自民党内はそわそわしているし、民進党は蓮舫前代表のの突然の辞任で代表選が行われる。閉会中審査という補習もあった。のんびり休んでいるわけにはいかない。

▶ならば取り組んでほしい課題がある。猛暑対策である。大阪では7月の最高気温が平均で33度に達し、熱帯夜は21日連続になった。尋常な暑さではない。とくに高齢者は熱中症になりやすい。つけっ放しのエアコンで電力需要が急増し、水不足も心配だ。猛暑は積乱雲を発達させ、ゲリラ豪雨をもたらす。

▶地球レベルの温暖化が進行しているが、深刻なのは都市のヒートアイランド現象だ。高度成長期に経済効率優先で、川を埋め立て、緑を減らしてアスファルトで覆いつくした。高層のビルは風を遮り、熱を放射する。猛暑は人災と言っていい。政治の出番だと思う。