強毒ヒアリ

神戸港周辺に捕獲用わな設置 環境省、被害対策へ8都府県で徹底調査へ

歩道脇にヒアリ捕獲用のわなを設置する関係者=31日午前、神戸市中央区港島(小松大騎撮影)
歩道脇にヒアリ捕獲用のわなを設置する関係者=31日午前、神戸市中央区港島(小松大騎撮影)

 南米原産の毒アリ「ヒアリ」が全国で見つかっている問題を受け、環境省は31日、神戸市中央区の人工島ポートアイランドにある神戸港のコンテナヤードで周辺2キロに範囲を拡大し、捕獲用トラップと目視による調査を始めた。大阪市など他にヒアリが発見された場所でも今後、同様の調査を2回ずつ行う。

 同省によると、調査の対象となるのは、兵庫県のほか愛知、大阪、東京、千葉、神奈川、福岡、大分の8都府県。1回目は8月中旬までに、2回目は同下旬から行い、それぞれまとまり次第、結果を明らかにする。

 この日、神戸港のヤードでは、環境省の委託を受けた専門業者らが調査を開始。歩道脇の植樹帯などを中心に、50メートル間隔で捕獲用トラップを仕掛けるなどしていった。

 ヒアリは中国から神戸港へ到着したコンテナから、5月26日に兵庫県尼崎市で積み荷を取り出す際、国内で初めて発見。その後、コンテナが一時保管されていた神戸港のヤードでも6月16日に見つかった。

会員限定記事会員サービス詳細