ヤマカガシにかまれたときの対処法は?

ヤマカガシとみられるヘビに男児が右手首をかまれた場所
ヤマカガシとみられるヘビに男児が右手首をかまれた場所

 ヤマカガシは餌となるカエルを求め、山間部だけでなく、都心部の河川敷などに潜んでいることもめずらしくない。広く日本に生息するが、毒ヘビとは知らない人も多く、日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)は、見かけても決して手を出さないように注意を呼びかけている。

 同研究所によると、ヤマカガシは地域によって体の色が異なり、東日本では赤と黒の斑紋が特徴的である一方、近畿地方では全身がくすんだ緑色の個体が多く見られる。

 かまれた場合、その後の痛みや腫れはほとんどない。しかし、数秒以上かみつかれると、毒が体内に入り重症化するといい、数時間から1日後に歯ぐきや傷口からの出血が続く。激しい頭痛を伴うケースもあり、急性腎不全や脳内出血を引き起こすと、死に至る場合もある。国内では過去に死亡例が4例確認されているという。

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