夏の風物詩?鳥取の川にエイがヒラヒラ 「水温上昇で生息域拡大」

米子市の旧加茂川に現われたアカエイ
米子市の旧加茂川に現われたアカエイ

 鳥取県米子市の中心市街地を流れる旧加茂川で、エイ4匹が泳いでいるのが目撃され、住民らの話題になっている。鳥取、島根両県にまたがる中海から川に入り込んだらしい。

 10日ほど前から、体長約30〜50センチのエイ4匹が目撃されているという。28日午前10時半にも、体長約50センチで尾部を含めて1メートル近いエイがいた。川底の泥に潜ったり、ヒレで泥をまきあげて餌を探したりしていた。居合わせた市民は「水族館のよう」と喜んでいた。

 県水産試験場(境港市)によると、日本沿岸に生息するアカエイで、菱形の体で背は灰褐色、長い尾が特徴。中海でも見られるという。旧加茂川には中海の汽水が流れ込んでいる。

 同試験場の田中秀一研究員は「夏は水温が上がりアカエイの生息域が広がるので、川に入った可能性がある。尾部に毒針があるので触らないでほしい」と注意を呼びかけている。

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