WEB編集委員のつぶやき

加戸守行前愛媛県知事は「濡れ衣」と断じた 森喜朗氏は「真相を一番知っているのは加戸氏だ」と裏付けた それでも「報じない自由」はあるのか

 翌25日の参院予算委員会でも加戸氏は、自身の発言を報道しないメディアや前川氏に対し新たな事実を突きつけた。

 自民党の青山繁晴氏が10日の閉会中審査について、朝日新聞や毎日新聞などが「ゆがめられた行政が正された」などの加戸氏の発言をほとんど報じなかった経緯を踏まえて「加戸さんがいなかったがごとく扱われた。メディアや社会の様子をどう考えるか」と加戸氏にただした。

 加戸氏は「メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いない。せんないことだ」としたうえで「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」と淡々と話した。

 さらに加戸氏は「あえて申し上げなければならない」と、テレビ取材を受けた際の出来事を明かした。加戸氏によると、取材は事前に前川氏を取材した映像を見せながら加戸氏に見解を問う形式で行われた。この中で、加戸氏が第1次安倍晋三政権で教育再生実行会議の委員になった理由を、前川氏は「安倍首相が、加戸氏に加計学園の獣医学部設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれた」と発言したことに、加戸氏は「そんはなずはない」と笑い飛ばしたが、カットされた。