茨城県は28日、プロレスラー、蝶野正洋さん(53)に「いばらき大使」を委嘱し、県庁で橋本知事が委嘱状を手渡した。
「黒のカリスマ」の異名で知られる蝶野さんは東京都出身だが、東日本大震災からの復興支援を機に、大洗町が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」の応援大使や大洗大使を務めており、茨城と何かと関わりが深い。蝶野さんは「茨城は食材の王国。『宣伝材料がいっぱいある』と来る度に実感する。ちゃんと勉強して宣伝していく」と意気込みを語った。
「いばらき大使」は各界で活躍する県出身者や県にゆかりのある県外居住者が対象で、茨城の魅力を県外にアピールするのが役割。過去に元サッカー日本代表の鈴木隆行氏(日立市出身)らがいる。