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薄着の夏は、イヤ〜な痴漢が増える季節。アンケート調査で「電車で痴漢にあったことがある」と答えた女性は6割にのぼった。男性にも「痴漢と間違われて逮捕されたら…」という不安が広がる。痴漢の疑いをかけられて線路に逃走するケースが相次ぎ、横浜市では5月、電車にはねられて死亡する事件が起きた。男女ともトラブル防止にはどうしたらいいか。あの手この手の取り組みを追った。
ショックで動けず駅員が保護、学校で泣き伏す子も
「満員で動けない車内で痴漢にあいました。びっくりして、ただ怖くて声も出せませんでした…」
埼玉県の私立女子校、浦和麗明高校に電車通学する女子生徒A子さん(16)は、時折うつむきながらもまっすぐな瞳で訴えた。制服をきちんと着用し、髪をキリリと結い上げる姿から、まじめな性格がにじみ出た。
最初に痴漢にあったのは、入学して初めての夏。3日続けて被害にあった。
「もぞもぞとスカートの上からお尻を触られました。いずれもスーツ姿で若い感じの男の人でした。3回目は、ホームの階段を下りているときにお尻を触られた。こっちは外国人のように見えました。本当に、気持ち悪かったです」