JR西日本は、京都・大阪方面と和歌山県南部を結ぶ特急「くろしお」に、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のイメージをデザインしたラッピング列車「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」を8月5日から運行する。前頭部にパンダの顔があしらわれるなどした愛らしいデザインで、「ファミリーやカップルを中心に多くの方に楽しんでいただければ」と期待を寄せている。
■JR西日本30周年、アドベンチャーワールド40周年
JR西日本は今年で発足30周年、アドベンチャーワールドは来年で開園40周年となることから共同で企画した。くろしおのラッピング列車は初めてという。
車両は287系の1編成で、車両前頭部や車内の座席ヘッドカバーにパンダが、車体や車内扉にはライオンやホッキョクグマ、レッサーパンダなどパークのさまざまな動物がデザインされている。京阪神や県内などからの観光客に、旅のときめきを感じながらアドベンチャーワールドまでの道のりを楽しんでもらうことがねらいという。