自民党の岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は27日、派閥の会合で8月3日に予定されている内閣改造・党役員人事について「臨機応変に連絡、意思疎通を密にしながら来週に向けて宏池会も備えていきたい」と述べ、派閥所属議員のポスト獲得に意欲を示した。
岸田氏は「人事のシーズンになるといつも思うが、大変熱心な方もいるし、逆に自分のことはいいんだと遠慮する先生もいる。この辺は人柄が良く出る」と述べた。その上で「政治家として自分が働く場所をしっかり得ることは大切なことだ。遠慮することなく自分のポジション取りに精励してもらいたい」と呼び掛けた。