アイ・ラブ・ニューヨーク

ニューヨーカーのオアシスは何とトイレだった!! 麻薬の売人の巣が生まれ変わった公園とは?

 ニューヨーク・ミッドタウンのオフィス街のど真ん中にある公園「ブライアントパーク」の人気がうなぎのぼりだ。

 人気の理由は、無料で楽しめるイベントの多さ。夏にはダンスレッスンや野外映画鑑賞などめじろ押しで、観光客や仕事帰りの人々でいつもいっぱい。先日、ヨガの野外レッスンに初めて参加したが、マンハッタンの摩天楼をながめながら体を動かす気持ちよさは格別だった。

 かつては麻薬の売人が横行し誰も近づかなかったブライアントパーク。1990年代初めに再開発されて以降、市民らの憩いの場となり、年間通じて老若男女を楽しませるイベントを発信し続けている。

 またこの春には、さらに公園に通いたくなる、うれしい出来事もあった。公園内のトイレが改修費28万ドル(約3100万円)をかけ、「ニューヨークで最も豪華な公衆トイレ」(米メディア)に生まれ変わったのだ。品質の高いTOTOの便器を使用。クラシック音楽が流れ、花やアート作品も飾られる空間はホテル並みの快適さだ。

 ニューヨークの街中で、日本のようなきれいなトイレを探すのは至難の業。高級トイレの価値を疑問視していたニューヨーカーからの評判も上々とか。都会のオアシスから「トイレ革命」が始まってほしい。(上塚真由)

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