閉会中審査・詳報(1)

安倍晋三首相「疑念の目が向けられるのはもっとも。足らざる部分あった」 加計学園問題をめぐり、指示は改めて否定

 第2の疑念、実施主体が加計学園で良いのか。加戸守行前愛媛県知事におうかがいします。今治市の獣医学部新設につい、国家戦略特区制度ができる前から熱意を持って取り組んでこられた。その経緯について」

 加戸守行・前愛媛県知事「お呼びいただいて感謝する。10年前にこの問題に取り組んだ当事者でありまして、またその結果、10年後、安倍総理にあらぬぬれぎぬがかけられている。何とか晴らすことのお役に立てればと思ったからです。

 話が非常に長くなりますが、簡単にかいつまんで申しますと、今治で学園都市構想が古くからあり、それを具体的に開発を進めて取り組んだのが私でございます。ただ、誘致に失敗して空き地になっていた。そして、同時並行で私は、鳥インフルエンザに巡り会いまして、その後、狂牛病の問題、口蹄疫の問題と続くが、いずれにしても四国への上陸は許さないという前提の取り組みをしながら、獣医師、大動物獣医師の不足に悲鳴を上げながらみんなで頑張ってもらった。

 研究期間としてと同時に、今治市の学園都市、愛媛県の公務員獣医師の不足を補い、国際的に胸を張れる米国に伍して先端的な勉強ができるようなものをもって、今治を国際的な拠点とする。そんな夢であって、ちょうど県会議員と加計学園の事務局長がたまたま友達としてつながった話で、飛びついた。本当に。それは正直申し上げて、第一次安倍政権の時代だった。

 文科省に当たりましたけれど、先輩に対してけんもほろろ。ある意味では行政の筋は通したのかもしれないが、枠が取り払われない。ということで、その後、小泉純一郎内閣の時代からあった構造改革特区に申請して、『表門から入っていけないなら、せめて搦手門からでも入れてもらおう』という努力を重ねたが、10年間まったく連戦連敗だった。

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