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安倍晋三首相らが出席する衆院予算委員会の閉会中審査が24日午前、始まった。「安倍内閣の基本姿勢(国家戦略特区等)」をテーマに集中審議が行われ、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の問題を中心に論戦が交わされる。
首相は「『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることだから疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。常に国民目線に立ち、丁寧な上にも丁寧に説明を続けたい」と強調した。自民党の小野寺五典元防衛相の質問に答えた。
民進党など野党は、野党系候補が勝利した23日の仙台市長選の戦果を追い風に首相を揺さぶる構えだ。野党の質問は午前10時半ごろから始まり、トップバッターの大串博志民進党政調会長は、獣医学部新設計画の経緯や南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題について追及する。