閉会中審査・詳報(2)

前川喜平前文部科学事務次官「『総理が自分の口からいえない』と聞き、『加計学園のこと』と確信した」

【閉会中審査・詳報(2)】前川喜平前文部科学事務次官「『総理が自分の口からいえない』と聞き、『加計学園のこと』と確信した」
【閉会中審査・詳報(2)】前川喜平前文部科学事務次官「『総理が自分の口からいえない』と聞き、『加計学園のこと』と確信した」
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 自民党の小野寺五典元防衛相「個別の指示はなかったということですが、逆に指示を受けたと文書で書かれている人々に伺う。萩生田光一副長官、何らかの指示を受けたことはありますか」

 萩生田氏「私が安倍晋三総理から指示を受けたり、文部科学省に指示を出したりしたことはない。ましてや工期や開学時期について発言したこともない。昨年10月の文科省との面会について説明すると、そもそも私から呼び出したものではなく、いずれも文科省からの急の申し込みで設定された。しかも主要要件は給付型奨学金のことだった。獣医学部の新設についてはもともと問題意識のある課題ではなかったこともあり、説明を受け身で聞いていたが、獣医師の受給の見積もりについてなかなか農林水産省の協力が得られないという相談があったので、その旨を農水省に伝える約束をした。

 それ以外に本件について能動的に関わったことはない。私の発言概要とされるメモについては文科省も認めているとおり、全体として著しく正確性を欠くものであり、総理からの指示を受けた私が文科省に対して説得、働きかけをしたというストーリーは全く事実に反する。そもそも文科省が本件に反対をしていたという認識はないし、文科省から特区について反対だという意思表示があったわけではないので説得する必要もない」

 小野寺氏「総理からの指示もなければ働きかけもないということだろう。その実務を担うのが藤原豊前内閣府審議官だ。何か総理から指示を受けたか。『総理のご意向』『官邸の最高レベル』といった発言をしたか」

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