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低姿勢の安倍晋三首相、識者の見方は? 「もっと反論していい」「国民が冷静になるべき」

 その上で、北朝鮮やテロ対策など、国としての課題が山積していることを挙げ、「国民がもう少し冷静になるべきだ。今は感情が国を動かしている」と危機感を募らせた。

 自らの思いを伝えるために、安倍首相はどうすればいいのか。ハリウッド大学院大学の佐藤綾子教授(パフォーマンス心理学)は、この日の答弁を「丁寧な受け答えだったが、伏し目がちで相手を見つめず、疲れた様子もあった」と分析。野党側の繰り返しの追及に対し、嘆息したり、姿勢の重心が後ろに傾いたりし、「『また同じことを聞いている』という辟易(へきえき)とした感情が伝わってきた」とも指摘し、「正しい内容を伝え、本当に反論する思いがあるなら闘志満々の前傾姿勢で、ゆっくりとした口調で答弁すべきだった」と話した。

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