杉本彩さん「ワンニャン特別大使」に 理由なき犬猫の殺処分ゼロへ 大阪市委嘱

犬猫の飼育放棄や虐待の実態を伝え、理由なき殺処分ゼロを訴える杉本彩さん=大阪市東住吉区
犬猫の飼育放棄や虐待の実態を伝え、理由なき殺処分ゼロを訴える杉本彩さん=大阪市東住吉区

 理由のない犬や猫の殺処分をなくすため、大阪市は21日、市内でキックオフイベントを開催し、動物愛護活動に携わっている女優の杉本彩さんに「おおさかワンニャン特別大使」を委嘱した。市民ら約160人を前に、杉本さんは「人間の都合で殺されている動物たちの現状を知ってほしい」と呼びかけた。

 大阪市によると、保健所に持ち込まれるなどして平成28年度に殺処分されたのは犬が40匹、猫が1208匹。減少傾向にあるが、特に猫は他の政令指定都市と比べて多いという。市は37年を目標に、治らない病気やけがなど以外での殺処分ゼロ実現を目指している。

 動物愛護団体の理事長も務める杉本さんは講演会で、飼育放棄や虐待を受け苦しめられている犬猫の現状を紹介。「無責任な飼育放棄などを許さないという意思を多くの人が共有することが大事」と指摘した。

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