文化庁移転先は京都府警本部本館か 25日に移転協議会

 文化庁の京都への移転先について、候補地のうち京都府警本部本館(京都市上京区)に決定する見込みとなった。国と京都府、京都市による移転協議会が25日、文部科学省で開催され、正式決定する。ほかの候補地よりも改修費用が安く、JR京都駅へのアクセス面も良いのが主な理由とみられる。

 移転で京都に常駐するのは、文化庁長官と次長1人、伝統文化や文化財保護関係の担当ら全職員の7割にあたる250人程度の見込み。国会対応や外交、著作権関係などに関わる職員は東京に残す。

 移転の候補地には、府警本部本館のほか、いずれも京都市内の、元安寧小学校▽京都国立博物館本館か旧管理棟・資料棟▽旧京都地方合同庁舎-が挙がり、8月末までに移転先を決めるとされていた。

 府警本部本館は耐震補強や増改築工事も必要とされる。府や京都市は東京五輪を見据えて平成32年夏までの移転を求めているが、改修工事に時間がかかるとされ、移転は33年度以降と見込まれている。

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