420本のカラフル傘で盛り上げ 29日から岡山「水島港まつり」

 水島コンビナート(倉敷市)のおひざ元、水島商店街で夏恒例の「水島港まつり」が、61回目となる今年の開催(29、30日)から、大きくリニューアルする。地元高校生ら若者も参画して新たな企画を打ち出しており、商店街を色とりどりの傘でアーケード状に彩る「アンブレラスカイ」の設置作業が20日、始まった。

 関係者によると同祭の来場者は最近は毎年10万人余で「最盛期の半分以下」という。昭和50年代半ばに約240店あった商店も現在約70店に減少し「祭りも人で埋め尽くされた頃とは隔世の感がある」という。

 商店街ではテコ入れのため若者の感性に期待。昨秋から県立倉敷中央高生や市立短大生に提案を依頼し、選出された専門メンバーで商店街視察も繰り返した結果、「『色がない』との意見から『カラフル』をコンセプトにした」(実行委員会の田中京子事務局員)。

 その象徴的な企画が「アンブレラスカイ」で、商店街入り口から約80メートル区間の頭上を約420本の傘で覆い尽くす。

 透明タイプの青やオレンジ、緑色などの傘を用意し、途中から企画に合流した倉敷芸術科学大の1年生約40人が水島の特色と四季を表現した特産のレンコンや魚、モミジなどの絵を描いて15種類を仕上げた。

 問い合わせは実行委事務局の同市水島支所産業課(電)086・446・1113。

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