フリーゲージトレイン導入遅れを説明 国交省、九州新幹線長崎ルート沿線の佐賀県に(1/2ページ) - 産経ニュース

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フリーゲージトレイン導入遅れを説明 国交省、九州新幹線長崎ルート沿線の佐賀県に

 九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)に採用予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発を巡り、国土交通省鉄道局の江口秀二技術審議官は19日、沿線の佐賀県を訪れ副島良彦副知事と県庁で会談した。14日の専門家委員会の結果、2022年度の長崎ルート暫定開業時に予定していたFGTの先行車導入が技術面の課題から難しくなった現状について説明した。

■車軸が摩耗…

 副島副知事は「既に誘客対策や街づくりを進めているので、しっかりとやってもらいたい」と述べ、FGT開発の進み具合にかかわらず、在来線と新幹線を乗り継ぐ「リレー方式」による22年度の暫定開業には遅れが生じないよう求めた。

 新幹線と在来線の両方を走行できる車両として開発が進むFGTは、3月まで実施した試験で台車の車軸に摩耗が生じ、実用化の前提として今夏を目指していた耐久走行試験の再開ができなくなった。

 江口審議官は、新たな摩耗対策に年単位の時間が必要になるとの見通しも示した。