蓮舫氏「二重国籍」会見詳報(2)

「都議選敗因に問題がボリュームを占めているとは思わない」「『本当なのか?』と政界以外からも言われた」

 --冒頭の発言の中で戸籍について「原則公開すべきでない」「前例にすべきでない」と言った。どういう問題意識に基づくものか。前例にしないための手立ては

 「特に、戸籍に記載されている極めて秘匿性の高い個人情報を基に、たとえば結婚であるとか、たとえば就職であるとか、いろいろな部分で差別が助長されてきた歴史というものもわが国は抱えている。そしてこの差別をなくすために大変な努力をされてきた、まさに当事者であり、支援者であり、そして基本的人権をしっかり守るんだという認識をもった方たちの結果として、戸籍というのは極めてプライベートとか秘匿性の高い情報だと思っている。だからこそ、安易に公開を迫られるものでもないし、他者によって強制的にそれを示せと言われるものでもないというのが私の最も根源的な認識ではある」

 「他方で、今回、一部とはいえ公開したことを前例にしてほしくはやっぱりない。これまで、差別を助長することがないようにと秘匿性を高めてきたものだが、さらに個人が自分で戸籍を守ることができる社会を作る、それこそが今の日本の多様性の社会において、民進党がまさに政治の世界でそれを守っていく役割を、共生社会を掲げる私たちだからこそ、私は代表としてやらせていただきたいと思っている」