サッカー

旭日旗問題、処分不服で川崎が上訴 AFC「韓国で掲出することは攻撃的」→藁科社長「中立性を誰が決めたのか」

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原戦で、サポーターが旭日旗を掲げたことで処分を科された件で、J1川崎は14日、処分を不服として、アジア・サッカー連盟(AFC)に反論理由についての文書を提出し、正式に上訴したことを明らかにした。

 同クラブによると、処分理由を求めた川崎の質問状に対し、AFCは独立した調査の結果、「旭日旗はいくつかの国や地域で掲出することは差別的であると考えられ、韓国で掲出することは攻撃的である」と回答。

 これに対し、川崎の藁科義弘社長は「一部の地域や相手をもって(旭日旗を)差別的と断定する論法は不合理だ」との反論をしたという。AFCの独立調査についても「誰が、いつ、どうまとめたのかも開示されていないし、中立性を誰が決めたのか」と疑問を呈した。

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