【動画あり・クローズアップ科学】猛毒「ヒアリ」日本侵入 強い攻撃性、国内定着の恐れも 他にもこんな外来有毒生物が…(3/3ページ) - 産経ニュース

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猛毒「ヒアリ」日本侵入 強い攻撃性、国内定着の恐れも 他にもこんな外来有毒生物が…

早期駆除が重要

 国内では5月26日、中国から到着した貨物船のコンテナを兵庫県尼崎市で開けた際、コンテナ内で初めて発見。6月16日には、このコンテナを一時保管していた神戸港で群れているのが見つかった。

 いずれも駆除されたが、これを受け国土交通省は全国の主要港湾を管理する自治体などに緊急調査を要請。6月27日には名古屋港でも、中国から運ばれたコンテナの外壁で見つかった。

 駆除を逃れ、日本に定着してしまった有毒な外来生物は多い。ヒアリと同じ種類の毒を持つアカカミアリは米軍の輸送物資に紛れ込んだとみられ、既に沖縄県と小笠原諸島(東京都)の硫黄島に定着。先月には新たに神戸港でも見つかり、本州上陸が確認された。

 温暖な豪州が原産で1995年に侵入したセアカゴケグモは、いまや沖縄から北海道まで40以上の都道府県に拡大。中国などが原産で強毒のツマアカスズメバチも2012年以降、九州に定着している。ヒアリが例外となる理由はない。

 今後は致死性の毒を持つキョクトウサソリや死亡例もあるジョウゴグモの仲間、ヒアリの近縁のコカミアリの侵入も懸念されており、環境省は水際対策を強化する方針だ。

 ただ、外来生物の侵入は貿易が続くかぎりつきまとう。五箇氏は「入ってくるのは避けられない。極力早く見つけて駆除し、定着を防ぐことが大切だ」と指摘した。