別の幼稚園でも不正受給か 籠池氏が理事長、大阪府が調査へ - 産経ニュース

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別の幼稚園でも不正受給か 籠池氏が理事長、大阪府が調査へ

家宅捜索の翌日、大勢の報道陣が見守る中、タクシーから降りて自宅へ入る学校法人「森友学園」前理事長の籠池泰典氏=6月20日、大阪府豊中市
家宅捜索の翌日、大勢の報道陣が見守る中、タクシーから降りて自宅へ入る学校法人「森友学園」前理事長の籠池泰典氏=6月20日、大阪府豊中市

 学校法人森友学園(大阪市淀川区)の籠池(かごいけ)泰典前理事長が理事長を務める別の学校法人が運営する幼稚園が、大阪府から補助金を不正受給していた疑いがあるとして、府が調査していることが7日、関係者への取材で分かった。府は不正が確認されれば、返還請求や刑事告訴を検討する方針。

 不正受給の疑いがあるのは、大阪市住之江区の開成幼稚園。籠池氏が理事長を務める学校法人籠池学園が運営していたが、平成26年度から休園している。

 関係者によると、府は23〜25年度、専任で勤務する教職員の人数に応じて支給する経常費補助金として開成幼稚園に計約6500万円を支給。障害などで特別な支援が必要な園児を受け入れた際に支給される補助金も計約1800万円支払った。しかし府が調べたところ、勤務実態が確認できなかったり系列の保育園の職員を兼任していたりして、経常費補助金の支給対象とならない職員が延べ4人いることが判明。また、要支援児を担当するとして申請の対象となっているにもかかわらず、給与の支払いが確認できない教職員も10人程度いたという。

 これらの補助金をめぐっては、森友学園が運営する塚本幼稚園(淀川区)が23〜28年度に計約6200万円を不正受給していたとして、府が森友学園に返還請求するとともに、籠池氏を詐欺罪で大阪地検特捜部に告訴している。