長女、長男、実父と「喪主」3回、胸中は… 「自分の死」を伝える大切さ タレント・風見しんごさん

 なんとか最善のかたちで送ってあげたいけれど、答え合わせができないんですよね。

 だから、僕や妻、妻の両親は、死後のことについて話しています。お義母さんなんて、どこの葬儀社にお願いして、どんなお花を飾って、誰を呼んでというような意向を紙に細かく書いて妻に渡していました。

 元気なうちからそんなことを言うと縁起でもないとか、不幸を呼ぶとかで遠ざけるところはあると思いますが、人はいつか亡くなるわけですから。やっぱり自分の喪主になってくれるであろう人には、何かしら伝えておくべきだなと、これまでの経験から感じます。

 万一のことがあったとき少しでも負担を減らしたい、重荷に思わないで、その分、笑っていてほしいという気持ちからですね。(『終活読本ソナエ』春号から)

【プロフィル】風見しんご

 かざみ・しんご 昭和37年、広島県生まれ。18歳のときに「欽ちゃんの週刊欽曜日」(TBS系)でデビューし、現在までドラマやバラエティー番組、映画、舞台などで活躍中。全国で命の大切さを伝える講演活動もしている。