Jリーグ中西大介氏、前代未聞Wハラスメント男の正体 派手好き、有名人好き…

 ところが、当のスポーツ紙に独自ダネが掲載された日、中西氏が早朝からJリーグ事務局にやってきて「いったい誰が情報を流したんだ!」と職員を恫喝したことが何度もあり、「自作自演じゃないのか?」とぼやく職員もいた。

 諸悪の根源は、日本サッカー界の人材難にある。13年には当時の日本サッカー協会専務理事に、出向先の日本体育協会で女性職員に対するセクハラ疑惑が持ち上がり、辞任に至った。この専務理事と中西氏の共通点は、選手歴がなく日本サッカー界への中途入社組であることだ。

 過去には「ゴン(中山雅史氏)やラモス(瑠偉氏)などJリーグの功労者に、日本協会のフロント入りを打診したこともあったが、結局実現しなかった」(協会幹部)。

 2期目を迎えた村井チェアマン体制でも、Jリーグ理事には元プロ野球選手の小宮山悟氏、マラソンランナーの有森裕子氏が就任した。

 日本協会ではかつてテニスプレーヤーの伊達公子が理事になったが「理事会にはほとんど出席しなかった」(同)。

 来年、日本協会とJリーグで役員改選がある。選出方法などはこれから議論されるが、今回のダブルハラスメント騒動を機に役員人事にメスを入れないと、この手のスキャンダルが繰り返され混迷を深めることになりそうだ。

 ■中西大介(なかにし・だいすけ) 1965年8月14日生まれ、51歳。東京都出身。都立駒場高から神戸商船大(現神戸大海事科学部)卒業後、株式会社ナガセに入社。97年、Jリーグ入局。事務局戦略室室長、競技・事業統括本部長、理事を経て、2014年常務理事に就任した。

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