北朝鮮情勢

悪童・ロッドマン氏を「バスケ殿堂から追放せよ!」 米で署名活動 独裁者・金正恩氏を「生涯の友」と擁護 その手は「血塗られている」

 今月中旬に北朝鮮を訪れた米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏(56)に思わぬ惨禍が降りかかった。金正恩(キム・ジョンウン)独裁政権を擁護したとして、米国でNBAの「殿堂」から同氏を追放する署名運動が始まったのだ。折しも北朝鮮に拘束され、昏睡状態で帰国した米国人学生が死亡。米世論は硬化しており、同氏は批判の矢面に立たされている。

 「ロッドマン氏の手は血塗られている」-。米国の非営利団体「共産主義犠牲者追悼財団」(VOC)は21日、かつてのNBAの英雄をそう非難し、同氏を殿堂から除名するよう求める署名活動を始めたことを明らかにした。

 VOCは声明で、ロッドマン氏がかねて「金正恩氏を『生涯の友』と呼び、一貫して擁護してきた」と指摘。北朝鮮に拘束され、帰国後の今月19日に死亡した米バージニア大の学生、オットー・ワームビア氏(22)の問題に触れ、「殺人者を称揚する人物には、米国のいかなる『殿堂』によっても偶像化される場所はない」と断じた。

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