スーパードライ11%値上がり 安売り規制強化から1カ月 酒類全般に値上げ波及 

 駆け込み需要の反動と価格上昇を受け、販売数量も減少している。カスタマー社によれば、6月第2週と5月第2週との比較で「スーパードライ」は約10%、「サケパックまる」は約20%、それぞれ販売数量を減らした。

 もっとも業界内では「6月の落ち込みは想定よりも小さい」(アサヒビールの平野伸一社長)、「駆け込み需要のあった5月と、反動減の6月をならせば、例年と数量的に大きな変化はない」(大手量販店幹部)といった声もある。

 今後は、規制強化前に買いだめをした消費者が再び店頭に戻り、いつ反動減から回復できるかが焦点となる。ただ、消費者の節約志向が根強い中、価格上昇により需要回復が遅れる懸念は拭えない。(大柳聡庸)