【河崎真澄のチャイナウオッチ】「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」(1/5ページ) - 産経ニュース

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河崎真澄のチャイナウオッチ

「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」

【河崎真澄のチャイナウオッチ】「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」
【河崎真澄のチャイナウオッチ】「中国人は香港人を見下す」「中国に押しつぶされる」…返還20年の香港から日本語発信するブロガーの強烈な「危機感」
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 香港の港湾や工場などの労働者に長年愛用されてきた香港製造の丈夫なTシャツ「利工民」など、隠れたヒット商品が日本語で紹介されている。香港人も実は品質や職人芸へのこだわりが強いことを訴え、日本人の心をくすぐる。観光や金融だけが香港ではない。

 香港生まれ香港育ち、5年間の日本滞在経験をもつアランさん(44)が綴っているブログ「香港魂」だ。

 http://hongkongsoul.blogspot.jp/

 歴史や食べ物、観光や夜景といったガイドブック的な香港紹介もあるが、香港製造(メードイン・ホンコン)、マフィア、観光地以外の街の紹介など、ディープなネタまで香港をとことん、キメ細かく伝えようとする意識がにじみ出る。ブログの読者は約7000。60%が日本人で40%が日本語のわかる香港人だという。

 1997年に英国から中国に返還された香港。この7月1日で20年を迎えるのを前に、香港在住22年の日本人女性、横山克恵さんに紹介してもらったアランさんに、繁華街モンコックを歩きながら話を聞いた。

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 なぜ香港紹介のブログを日本語で、との問いに、アランさんは、香港文化や伝統、考え方や職人芸など幅広いテーマを記録していくうちに、「香港には日本人の考え方と共通することが多いと改めて感じ、むしろ日本人にこそ香港人の深さを知ってもらいたいと願うようになった」と話す。