将棋

西の王子・斎藤慎太郎七段将棋めしの洗礼-棋聖戦で鬼=羽生の居ぬ間に…期待通りの行動に「ニコ動」視聴者大喜び

鬼の居ぬ間に…おやつ問題

 昼食は別室でとるので、食事中の姿は見られないが、おやつは違う。タイトル戦では午前中と午後にそれぞれ1回ずつおやつタイムがあり、対局者2人は盤を挟んだまま、おやつを口に運ぶ。その一挙手一投足が監視カメラによって映し出されるのだ。

 第1局の立会人を務め、タイトル戦にも何度も登場した谷川浩司九段(55)は「むしゃむしゃ食べられないなと思いました」と苦笑。さらに、口にするタイミングも重要で、「考える時間のロスを考慮すると相手の手番のときに食べるのがいいが、相手に失礼だと思う人もいるかもしれません。私はあまり気にしませんが」。

 果たして、午後3時のおやつ時。谷川九段の解説通りの展開となった。斎藤七段は羽生棋聖が離席したときに和菓子に手をつけ、食べ終えたのは5時過ぎだった。「相手が考えているときは音を立てない方がいいと思って…。局面も厳しく、食べる機会を逸してしまいました」

 礼儀正しいことで知られる斎藤七段の期待通りの行動に、生中継を見ていた視聴者は大喜び。「このタイミングを狙っていた?」「鬼(羽生棋聖)の居ぬ間におやつ」「気を遣っている?」…といった書き込みが画面上にあふれた。

昼食は定跡通り、おやつは一気食い

 一方、羽生棋聖は昼食にきつねうどんとおにぎりを注文。画面上に「きつねうどん定跡きた」とファンの書き込みがあふれた。というのも、羽生棋聖は同ホテルでの対局の際、かならずきつねうどんを注文しており、今年も踏襲されるのか、ファンの間で注目を集めていたからだ。

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