加計学園問題

「一点の曇りもないやり方」 特区認定で山本幸三地方創生担当相

山本幸三地方創生担当相(斎藤良雄撮影)
山本幸三地方創生担当相(斎藤良雄撮影)

 山本幸三地方創生担当相は26日、自治体首長らから国家戦略特区制度の推進を求める緊急提言を受けた際、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関する国家戦略特区の認定手続きについて「粛々と議論を進めてきた。一点の曇りもないやり方だ。決してひるまない覚悟でやりたい」と述べた。

 緊急提言は特区に指定された自治体首長や、政府の特区諮問会議の民間議員らがまとめた。提言では特区を活用した規制改革のさらなる推進を求めており、「今回の獣医学部新設をめぐる議論によって岩盤規制改革が一歩たりとも停滞すべきでない」と明記した。

 また、加計学園問題に対する野党などの批判を念頭に「獣医学部新設をめぐって特区の運営や原則を否定するような議論がなされている」と懸念を示した。その上で、特区制度について「自治体と事業者の提案を起点とし、政府と岩盤規制改革を進める仕組みだ。提案の起点は政府ではない」とした。

 緊急提言の提出後、民間議員らは都内で記者会見した。その中で雇用創出関連などの特区を抱える福岡市の高島宗一郎市長は「変化に合わせた規制改革が求められている中で、特区の動きが止まってしまうのは地方にとっては致命的だ」と、規制改革の必要性を訴えた。

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