県こども動物自然公園(東松山市)に初めてコツメカワウソが仲間入りし、30日午後1時から一般公開される。
お目見えするのは、交流のあるフランスのボーバル動物園から3月29日に来園した1歳9カ月の雄で、名前は宝石などを意味するビジュ。元気にワカサギなどの餌を食べ、新しい環境にも慣れてきたという。
同園は好奇心旺盛なコツメカワウソに合わせ、職員がカワウソの放飼場に潜水できる池やウオータースライダーなどを手作りで整備し、公開に備えてきた。
7月1日午後2時から約30分、飼育係がビジュの様子などを説明するという。
同園は「近く国内の動物園から雌を導入し、今後はペアによる飼育繁殖を目指したい」としている。