長野県南部地震

地元の王滝村など 「大きなけが人なくよかった」

 王滝村と木曽町では、午前7時20分にそれぞれ庁舎に対策本部を立ち上げ、職員が現地の被害確認や情報収集を進めた。死者はおらず、大きな被害も出ていないことから、避難所などは開設していない。今後は、余震による被害拡大を防ぐため、警察、消防などと連携し警戒を続ける。

 王滝村などでは、住宅の屋根の瓦が落ち、道路に亀裂が入ったほか、ガラスが割れたり、石碑が倒れたりした。震度4の揺れを観測した上松町も住宅の屋根が壊れ、道路では落石が確認されたという。

 木曽町の職員は「町内が広いので被害の把握に時間がかかった。大きなけがをした人がいなくてよかった」と胸をなで下ろした。

 震度5強を観測した地域は、平成26年9月に噴火した御嶽山の麓に当たる。気象庁によると、火山活動に特別な変化はなく、今回の地震と火山活動に直接的な関係はないとみられるという。

会員限定記事会員サービス詳細