両性併せ持つ珍しい「ベニズワイガニ」見つかる 鳥取の水族館で剥製展示

両性併せ持つ珍しい「ベニズワイガニ」見つかる 鳥取の水族館で剥製展示
両性併せ持つ珍しい「ベニズワイガニ」見つかる 鳥取の水族館で剥製展示
その他の写真を見る (1/2枚)

 1匹で雄と雌の両方の性質を持った大変珍しいベニズワイガニが見つかり、カニを中心としたミニ水族館、鳥取県立とっとり賀露かにっこ館(鳥取市賀露町西)で、剥製の展示が始まった。

 このベニズワイガニは昨年10月、水産業者が見つけ県水産試験場(境港市)に持ち込んだ。山陰沖の日本海で漁獲され、持ち込まれたときには死んでいた。大変珍しいため、同館が剥製にした。

 甲幅11・2センチで9〜10歳の成体とみられる。右のはさみが大きく左が小さいほか、右の脚が長く左が短い、ふんどしと呼ばれる腹節の右側が三角形で左側が丸形など、体の中心線から右は雄、左が雌の性質を持つ。同試験場が解剖したところ右に精巣、左に卵巣が確認された。染色体異常が原因とみられている。

 同館では現在、珍しい生きたベニズワイガニの雌4匹も展示中。「ベニズワイガニの雌雄を比較して見られる良い機会であり、生命の不思議に思いを巡らせてほしい」(倉長亮二館長)としている。

会員限定記事会員サービス詳細