強毒「ヒアリ」、兵庫・主要3港も広州出港の貨物なし

「ヒアリ」が見つかったポートアイランドにある神戸港のコンテナヤード(手前)=18日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影)
「ヒアリ」が見つかったポートアイランドにある神戸港のコンテナヤード(手前)=18日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影)

 強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が中国・広州市から神戸港へ到着したコンテナなどから見つかったことを受け、兵庫県は22日、県内の姫路港(姫路市)、尼崎西宮芦屋港(尼崎市、西宮市、芦屋市)、東播磨港(明石市、播磨町、加古川市、高砂市)の3港の記録を調査した結果、5月15日以降に広州市を出港した貨物の取り扱いはなかったと明らかにした。今後、目視調査を行うかどうかは検討する。

 国土交通省が今月19日、国内125の主要港湾の管理者に調査を要請。県内で対象となるのは4港で、うち神戸市が管理する神戸港以外の3港について、県が管理事務所で記録を確認していた。

 ヒアリは広州市から到着した貨物船に積まれていたコンテナを5月26日に尼崎市で開封した際、国内で初めて発見。今月16日にはコンテナが一時保管されていた神戸市中央区のポートアイランドにあるコンテナヤードでも確認された。ヤードでは20日に別の毒アリ「アカカミアリ」も新たに見つかっており、国交省はヒアリ以外の外来アリにも調査対象を拡大するよう要請している。

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